This Is It

レディースDAYの今週水曜日。
お昼ご飯と夕御飯&送迎の合間をぬって観てきましたw>This Is It

マイケルの大ファンってわけじゃないけど十代の頃から付かず離れず見てきたし、私個人の思い出にプラスしてモバやんが関係している思い出も有って、これをスルーすると後で絶対後悔する気がしたんですよね…何となくだけど。
モバやんと一緒に観れたら良かったんだけど、今彼女はそれどころじゃないので万が一DVDが発売されたらプレゼントしようと思っています。


さて、涙誘うような構成になっていたらガッカリだなぁとか思いながら席につきました。
いつもの映画が始まる前とは違い、胸がドキドキしてどこか緊張している自分がおかしかったりw。
This Is It」は今年の夏に予定されていた「MJ最後のコンサート」のリハーサルや舞台裏を撮ったフィルムを構成した記録映画で、スタッフや出演者との関係も凄く伝わってくる内容+マイケルの凄さが十分過ぎるほど見てとれました。
マイケルの中にはすべて完成された音と絵があり、それをひとつひとつ細かく伝えて形にしていく様にはとにかく感動。
「もっと月光に染み入る感じで」「朝ベットから起きて…」などと音の感じを伝えるんですよね。
リピートも音出しのタイミングもすべてマイケル。
ダンサーとちょっとした振り合わせでも呼吸レベルの微調整。
これがまたピタっと正解なんです。こっちから見てても(笑)。
マイケルの完璧主義は昔から有名な話だけど、ピリピリした感じは全くなく優しく包み込むように詰めていく。
自分の世界を小さい頃から作り上げてきた天才の凄さでしょうね。
それから、舞台監督さんとマイケルの関係がとても暖かく心地良い。
この映画の編集や構成も同じだと知り、この信頼関係とマイケルへの愛情が注がれた素晴らしい作品になったんだと改めて納得しました。
いあ マジ 良かった(笑)


最終リハーサルの映像はマイケルの中から音やリズムが出ているような錯覚に陥るほどでした(モニタイヤホンも外してたし)。
完全に声もからだも(ダンスも)融合しているんです。
音に合わせるとかリズムにのるとかいうレベルじゃない!
もうこの先を観る事は出来ないわけだけど、ふと音楽と一体化してしまって人間という形ではなくなったのかもって思いました。
彼のメッセージはいつも地球規模だったしと。


大人になってからはゴシップネタの方が目立つようになっていましたが、この映画で「マイケルはマイケルだった」という答えをもらえて凄く安心出来た気がします。
うまく言えないけどマイケルを初めて知った頃にちゃんと戻してくれました。
若い世代の人には真のマイケルを知ってもらう為に観て欲しいとも思いますね。絶対ガツンってくるよって(笑)。
モバやんにも同じで、あなたが大好きな先生がダンスを始めた切っ掛けはここなんだよって。


余談だけど、モバやんが今頑張っている今回の舞台は尊敬しまくっている大好きな先生の25周年記念公演なんですよね。
小学校5年生の時にみたステージの中のひとつでMJを使った演目に釘付けになり、その時所属していた所はそれと少し違うと言い出したんです。
「あんな格好いいダンスが出来る人になりたい」って。
その後すぐは退会出来ず年齢もまだジュニア枠だったので、それらしい所を色々と探しては体験レッスンをしながらタイミングとチャンスを待っていました。
そんな中ある方に紹介してもらった所が偶然にもその「格好いいダンス」をやっていたチームリーダーが先生をされていて・・・・
その流れに乗り今に至ります(笑)。
途中その先生のチームメンバーで有り、MJの熱狂的なファンでもあった仲間の死も経験。(第一回J-jackは彼の追悼公演も兼ねていたり)
今回の舞台ではその10年前に釘付けになったMJの演目も含まれていて、そのメンバーに選ばれた時は大きな夢がひとつ叶った!と大喜び!。
顎関節症も何のその!でいつも以上に今、頑張っていらっしゃいます(笑)。
親ばかだけど、我が子のこの一途な想いはとても素敵な事だと感じているんですよねー。
This Is It」の冒頭、ダンサーのインタビューシーンで「うわ 最初にこれは反則−っ!」と涙を堪えるのに必死だったりも(笑)
とまぁ こんな感じでモバやんの成長とも縁あるマイケルです。


大ファンでもないのにここまでガツンときた「This Is It」。
時間工面してもう一回観に行っちゃおうかなって思っていたりです(笑)