レンズをPCと接続してカスタマイズするアクセサリ、『SIGMA USB DOCK』を買ってみたのでちょろっと紹介〜

ここここで書いたように先日購入したレンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」の合焦位置(ピントが合う位置)のズレはカメラ側の機能で解決したんだけど、なんだか面白そうだったので購入してみましたw。




レンズを装着後パソコンとUSB接続してレンズのファームアップやピント位置調整を行うアクセサリで、パソコンには専用アプリ「SIGMA Optimization Pro」をインストールする必要があり、使えるレンズはSIGMA製の交換レンズ「Contemporary」「Art」「Sports」の3ラインとなります。
(ちなみに私が購入したレンズは「Art」ラインに属します)


パッケージにはUSB DOCK本体とUSBケーブル、カンタンな取説と保証書が入っています。



これがUSB DOCK本体。




↓のようにカメラにレンズを装着する要領でコレにレンズを付けちゃえばオーケー。




(レンズを外す時は矢印部分を押しながら外します)


パソコンの「SIGMA Optimization Pro」と接続中の図。
接続している間、中央のLEDがグリーンに点灯します。



専用アプリ「SIGMA Optimization Pro」もカンタンに紹介しときますね。
ダウンロードは以下のページからで、Windows用とMacintosh用が用意されています。

SIGMA Optimization Pro: ソフトウェアダウンロード | SIGMA GLOBAL VISION

http://sigma-global.com/download/jp/index.html

インストール後起動するとレンズを接続してね!と言われ〜・・・



接続するとドライバの自動インストールが走った後、こんな画面になりファームアップかカスタマイズを選びます。



カスタマイズのメニュー画面はこんな感じ。
今回接続した「SIGMA 30mm F1.4 DC HSM」にはカスタムモードスイッチが付いてないので、ピント調整以外グレーアウトしています。


●カスタマイズできること(マニュアルより転載)
・ピント調整
単焦点レンズの場合は撮影距離4領域、ズームレンズの場合は(焦点距離 4領域)×(撮影距離 4領域)の計16領域をそれぞれ任意にピント調整する事ができます。

・MF切り替えの設定
MF切り替え機能の有効 / 無効の設定、およびMFに切り替わるタイミングを調整する事ができます。

・AF速度の調整
撮影する被写体に合わせ、AF速度を3つのモードから選択する事ができます(カスタムモードスイッチを搭載したレンズのみ設定可能)。

・フォーカスリミッターの調整
オートフォーカスの駆動範囲を任意に調整する事ができます(カスタムモードスイッチを搭載したレンズのみ設定可能)。

・OSの調整
手ブレ補正の動作を調整し、撮影スタイルに合わせたファインダー像を選択する事ができます(カスタムモードスイッチを搭載したレンズのみ設定可能)。



ピント調整画面はこんな感じで、前ピン方向に調整したい場合は - 側、後ピン方向に調整したい場合は + 側に調整します。



結果。
今回ファームは最新だったのでそのまま。
カスタマイズはピント調整しか触れなかったわけですが、アプリで調整したあとの確認はカメラに付けないと駄目だったり(苦笑)。
1発で合えば(合わせられれば)良いけど、そうじゃなかったらUSB DOCKとカメラの間をレンズが行ったり来たりします。
これはカメラで直接調整したほうが液晶画面使ってそのまま確認できるのでカンタンでしたねw。
ま カメラ側で調整できない機種もあるでしょうからその場合は良いのかな?。
というか、PCの画面でどうにかして見ながら調整できるようなら便利だと思います。


こんな感じで私の場合は他のレンズを入手しなかったら不要な1品となる悪寒が〜^^;。
とりあえず今後レンズのファームアップが出れば使えますねwww。