CCCDの怖い話

★コピープロテクションCDが招く災い
●「rootkit」入り音楽CDの存在が明るみに

 米国の著名なプログラマーであり、ライターであるMark Russinovich氏(Microsoft Press刊の「Inside Windows 2000」などの執筆で知られる)が執筆した、10月31日付のBlogからすべては始まった。氏のBlogによると、Sony BMGのCopy Protected CDが、専用プレーヤーといっしょに「rootkit」と呼ばれる、ある種のソフトウェアをインストールすることが分かったという。

 Sony BMGのCDがインストールするrootkitは、システムの一部をのっとり、特定のファイルやレジストリをシステムから隠してしまう。その隠し方は実に念入りで、アンチウイルスソフトのようなセキュリティソフトの目さえかいくぐってしまうほどであった(一部には、アンチウイルスソフトウェアが検出しないよう、大手セキュリティソフトウェアとSony BMGの間で話し合いが持たれたという報道もされている)。
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☆追記☆22:16

★続・コピープロテクションCDが招く災い
Sony BMGが声明を公開

 不思議なほど我が国では話題にならないが、海外ではSony BMGrootkit問題は沈静化する兆しを見せない。Sony BMGは、問題のコピープロテクション技術であるXCPを採用したCDを一時的に製造中止にする旨をWebサイトで発表した。

 しかし、この声明は問題の本質に対する回答になっているのだろうか。参考までに、以下にこの声明の筆者による拙訳を掲載しておく。

 当社はXCPソフトウェアがインストールされたコンピューターに影響を及ぼすおそれがあるコンピューターウイルスが登場していることを憂慮しております。XCPソフトウェアは、Sony BMGのコンテンツ保護されたタイトルの一部に採用されたものです。この潜在的な障害は、コンピューターベースではない、通常のCDおよびDVDプレーヤーには影響を与えません。
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読めば読むほど怖い話だと
知識がそれなりに有って情報が入る環境下の人ばかりではないはずです
↑の中に有りますがネットワークウォークマンのユーザーの何%の人がそれに当たるでしょうか?
並行輸入されたものを買った人は?
って言うかこれを事前にわかってて回避した人の方が絶対的に少ないと思います
私は元々「アーチストの権利を守る」と言う大義名分でのコンテンツ保護技術と言うものに納得してない一人としても、この無責任さには怒りを感じています