中国の大気汚染 福岡県が県内10カ所で観測、結果を公表へ

かなり気になっているので観測結果のページリンクとニュースを引用しときます。
インフルエンザどころの話ではないし、マスクも効果なしとか困ったもんです(汗)

福岡県庁の観測結果のページはこちら → 大気測定結果(速報値)

<中国大気汚染>福岡県が県内10カ所で観測、結果を公表へ
深刻化している中国の大気汚染の影響が懸念されるとして福岡県は4日、呼吸器疾患などへの悪影響が指摘される微小粒子状物質「PM2.5」について同県内10カ所で観測を始め、5日から県ホームページで結果公表を始めると発表した。

 PM2.5は直径が2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の微粒子で車の排ガスなどに含まれ、中国の大気汚染の要因とされる。中国に地理的に近い同県では毎年、黄砂の飛来などが確認されており、同県環境保全課は「正確な情報を提供し、汚染状況を解析したい」としている。

 同県は1月に自動観測機を宗像、糸島など8市2町に整備。データはホームページの「環境」分野からアクセスできる。

 同県内では福岡市や北九州市が既に独自にデータを測定し、公表している。

中国大気汚染 福岡県が測定機を設置
中国から、PM2.5と呼ばれる大気汚染物質の飛来が懸念されるなか、福岡県は県内の10か所に汚染物質の測定機を新たに設置し、5日からホームページで測定結果の公表を始めました。

中国では、東部や内陸部を中心に、車の排気ガスなどに含まれ、ぜんそくや気管支炎を引き起こすPM2.5という極めて小さな粒子の濃度が高くなり、大気汚染が深刻な状態が続いていて、福岡県内では汚染物質の飛来を懸念する声が上がっています。
こうしたなか、福岡県は太宰府市宗像市などの県内10か所に、新たにPM2.5の測定機を設置し、5日から測定を始めました。このうち、太宰府市では、午前11時の時点の濃度は1立方メートル当たり24.6マイクログラムと、環境基準で定められた一日の平均値の35マイクログラムを下回りました。測定結果は県のホームページで公表され、1時間ごとにデータが更新されます。
県保健環境研究所の黒川陽一環境科学部長は「汚染物質の成分を詳しく分析しながら、監視を続けていきたい」と話していました。
福岡県内では、このほか福岡市と北九州市、それに大牟田市が、市独自にPM2.5を測定しています。